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16年岩手国体 一転して開催へ

2011年12月6日 22:13
16年岩手国体 一転して開催へ

 16年の岩手国体開催を延期する方針を打ち出していた岩手・達増県知事は、開催を望む声が相次いだことを受けて、6日の県議会で、岩手国体を開催することを明らかにした。

 達増知事は4月の記者会見で、岩手国体開催について、東日本大震災からの復旧・復興を最優先するとして、延期する方針を示した。これに対し、各市町村や各種競技団体などから開催を望む声が相次ぎ、先月29日には県商工会議所連合をはじめとする経済5団体も「人的、財政的に協力するので、ぜひ開催してほしい」と要請していた。

 こうした要請に対し、達増知事は「民意を見定める」としていたが、6日に開催を表明した。達増知事の岩手国体開催の正式表明で、今後は震災の復旧・復興のシンボルとして16年の岩手国体開催を目指すことになった。