衆議院の小選挙区の区割りの見直し期限が２５日に迫っているが、民主党・輿石幹事長は１２日、与野党で合意できなければ、見直し期限を延長せざるを得ないとの考えを示した。

　これは、鳥取県内で記者団の質問に答えたもの。この中で輿石幹事長は、衆議院の選挙制度をめぐる与野党協議について、「『一票の格差』の是正や、議員定数の削減などをセットで合意できればいいが、とても無理だ」との見通しを示した。その上で、２５日までに与野党が区割りの見直しについて合意できない場合、期限を延長して協議を継続する必要があるとの考えを示した。

　また、輿石幹事長は「どこまで延長すればどういう結論が出るのか話し合っていく」と述べた。