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「衆議院選挙制度に関する調査会」が初会合

2014年9月11日 23:37

 衆議院で11日、議員定数の削減など選挙制度の見直しについて話し合う第三者機関、「衆議院選挙制度に関する調査会」が初会合を開いた。

 調査会は伊吹衆議院議長の諮問機関として国会に設置されたもので、有識者15名で構成されている。初会合の11日は、委員の中から元東京大学総長の佐々木毅氏が座長に選任された。

 今後は毎月1回程度、調査会を開き、一票の格差是正や議員定数の削減などについて、2016年12月の今の衆議院議員の任期も念頭に答申をまとめる方針。

 終了後、会見した佐々木座長は、次の衆議院議員選挙が答申を踏まえた新制度で行われるかどうかについては明言を避けた。次回の調査会は来月9日に開かれ、まずは一票の格差の問題から協議するという。