日ガーナ首脳会談“国連の機能強化で連携”確認
アフリカ歴訪中の岸田首相は、2番目の訪問国・ガーナでアクフォアド大統領と会談し、国連安全保障理事会の非常任理事国を務めている日本とガーナが国連の機能強化で連携していくことを確認しました。
会談で、両首脳は、国連安保理の改革が必要との認識で一致し、国連の機能強化に向けて、連携していくことを確認しました。また、岸田首相はロシアのウクライナ侵攻を批判し、「力による現状変更は世界のどこであっても認められない」と訴えました。
会談後の共同会見で岸田首相は次のように述べました。
岸田首相「アクフォアド大統領との間で、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性について、一致をいたしました」
この共同会見でアクフォアド大統領は、植民地支配から独立したガーナの歴史に触れた上で、ロシアについて、「大国が小国を踏みにじる世の中であってはならない」と非難しました。
また、岸田首相は地域の平和と安定や成長促進のため、3年間で約5億ドル(約680億円)の支援を行うことを表明しました。