日本が国連安保理の「非常任理事国」に 今月から2年間の任期で 石兼公博大使「最善の努力をしたい」
国連の安全保障理事会の非常任理事国に日本が加わりました。
日本は今月から2年間の任期で安保理の非常任理事国になります。
選出されるのは国連加盟国で最多の12回目で、今月は議長国を務めます。
ニューヨークの国連本部では3日、新たに非常任理事国となった日本やスイスなど5か国の国旗が掲げられました。
石兼公博・国連大使は会見で、北朝鮮による相次ぐミサイル発射について「状況は悪化している」などと危機感を示した上で、安保理としての一致した対応を目指すと述べました。
国連日本代表部・石兼公博大使「安保理に入ったからには、近隣からの脅威に直面している日本の声を伝え、安保理として一致した声をあげるべく最善の努力をしたい」
ウクライナや北朝鮮情勢をめぐり安保理の分断が深まる中、新たに理事国となった日本が橋渡し役となれるかが焦点です。