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国民の災害対策への意識高まる~内閣府調査

2012年8月25日 18:16
国民の災害対策への意識高まる~内閣府調査

 東日本大震災や大規模な水害を受け、国民の災害対策への意識が高まっていることがわかった。

 内閣府が行った「国民生活に関する世論調査」で、去年3月の東日本大震災の後に強く意識するようになったことを聞いたところ、最も多かったのが「節電に努める」で56.1%、次いで「災害に備える」が48.2%となった。去年10月に行った同じ調査に比べると「節電に努める」と答えた人の割合が2.9ポイント減った一方、「災害に備える」と答えた人の割合は3.3ポイント増えている。

 内閣府の担当者は「東日本大震災だけでなく、集中豪雨の被害などの影響もあり、国民の災害対策への意識が強まったのではないか」と話している。