与野党国対委員長会談、話し合いは平行線
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与野党の国対委員長会談が23日に開かれ、民主党が臨時国会への協力を要請したが、野党側は「衆議院の解散時期を明確にすること」などを求め、話し合いは平行線に終わった。
会談で、民主党・山井国対委員長は「臨時国会を29日に召集したい」などと野党側に協力を求めた。これに対し、自民党など野党側は「衆議院の解散時期を明確にすべきだ」「参議院で野田首相が問責決議を受けたことをどう受け止めるのか」などと迫ったが、民主党側は「先の党首会談で野田首相が述べた通りだ」と繰り返し、話し合いはつかなかった。
自民党・浜田国対委員長は「誠意もなければ、要するに物事を円満に回していこうという発想がどこにもなくて、自分たちの都合でしか物事を考えていない」と述べている。
民主党は24日、衆議院の議院運営委員会の理事会を開き、29日に臨時国会を召集することを提案する考えだが、野党側は反発を強めている。