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卒原発で結集 日本未来の党、設立を届け出

2012年11月29日 1:31
卒原発で結集 日本未来の党、設立を届け出

 「卒原発」を掲げ滋賀・嘉田県知事が率いる「日本未来の党」が28日、党の設立を届け出た。

 日本未来の党・飯田代表代行は28日、総務省に党の設立を届け出た。「国民の生活が第一」や「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」が日本未来の党への合流を決めており、「みどりの風」の一部も参加する。代表には嘉田知事が就任したが、党に参加する小沢一郎氏は無役となる見通し。

 主な政策としては「卒原発」や「脱増税」などを掲げており、みんなの党にも連携を呼びかける中、みんなの党・渡辺代表は「ぜひ嘉田知事には、操り人形にならないようにしてほしい。背後にいる大物が、黒子のように嘉田さんを操るということにならないようにお願いをしたい」と述べた。

 一方で、他党からは批判の声も上がっている。

 民主党・安住幹事長代行「ひとつの党になる以上は、(社会保障や外交・安保など)方針を出していかなきゃいけないけども、とてもそんなことやった形跡はないですよね。残念ながら政党の離合集散の一典型、野合だと思います」

 自民党・石破幹事長「小沢さんというのは、自分が表に出ると、あまりいいことはないとよく知ってるので、後ろでいろんな支配をなさるのが得手の方だから」

 嘉田代表は選挙公約などについて、来月2日に正式発表することにしている。

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