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北朝鮮ミサイル 分離し、太平洋などに落下

2012年12月12日 11:23
北朝鮮ミサイル 分離し、太平洋などに落下

 日本政府の発表によると、12日午前9時49分頃、北朝鮮西岸から南の方向に事実上の弾道ミサイル1発が発射されたことを確認した。

 ミサイルは分離し、一つが午前9時58分頃、朝鮮半島西側約200キロの黄海に落下、もう一つが午前9時59分頃、朝鮮半島南西約300キロの東シナ海に落下、もう一つは午前10時1分頃に沖縄地方の上空を通過し、午前10時5分頃、フィリピンの東約300キロの太平洋上に落下したと推定されている。

 ミサイル発射に関連して、「PAC3」での迎撃などによる破壊措置は行わなかった。日本政府は安全保障会議を開き、今後の対応を協議している。