アルジェリアの天然ガス施設で起きた人質拘束事件を受け、菅官房長官が２１日午前０時に記者会見を開き、「アルジェリアに入っている城内外務政務官が人質の安否確認のため、事件があったイナメナスに到着した」と述べた。

　「（城内外務政務官から）軍の許可を得て、事件現場の施設に入り、その後、安否確認のため病院を訪問する予定との連絡がありました」－菅官房長官によると、城内外務政務官は「日揮」の川名社長らと共に、日本時間２０日午後１０時頃、イナメナスに到着したという。

　また、菅官房長官は、無事が確認された日本人７人の帰国を支援するため、政府専用機を速やかに現地に派遣する準備を進めていることを明らかにした。

　一方で、菅官房長官は人質の安否については新たな情報はないとしている。