次期政府専用機、整備は全日空に正式決定
皇族や首相らが使用する政府専用機の後継機について、政府はボーイング社の「777-300ER」とし、全日本空輸に整備を委託することを正式に決定した。
現在の政府専用機の老朽化に伴って政府は12日、新たな専用機に関する検討委員会を開き、後継機にアメリカ・ボーイング社の「777-300ER」型機を2機導入することを正式に決定した。さらに機体整備の委託先について、これまで20年以上整備を担当していた日本航空から全日空に変更することも決めた。
政府が提案書などを検討した結果、全日空の方が次期政府専用機と同じ機体をより多く保有し整備体制が充実していることや、コスト面などから委託先を変更することにしたもの。
政府は2019年度から、新たな政府専用機を運航する計画。