操縦室で白い煙 全日空機が緊急着陸
5日、新石垣空港発-羽田空港行きの全日空機が操縦室で白い煙が発生したとして、那覇空港に緊急着陸した。乗客・乗員にケガはなかった。
全日空によると5日午後0時半頃、新石垣空港を出発して羽田空港に向かって沖縄本島付近を飛行中だった全日空90便の操縦室内で白い煙が発生し、電気系統がこげたような異臭がしたという。全日空90便は午後1時過ぎ、那覇空港に緊急着陸したが、乗客・乗員110人にケガはなかった。
国土交通省によると、操縦室の窓を暖めるヒーター付近が損傷していたが、火災の痕跡はないという。全日空は煙と異臭が発生した原因について調べている。