国交省、機内操縦室「常に2人以上」を指示
先月、フランス南東部でドイツの旅客機が墜落した事故を受け、国土交通省は28日、操縦室に乗務員などを常に2人以上、配置するよう、国内の航空各社に指示した。
先月24日、フランスで起きたジャーマンウィングス機の墜落事故では、副操縦士が機長を操縦室から閉め出し、意図的に墜落させた可能性が指摘されている。これを受け28日、国土交通省はフランス当局の調査の最終結果が出るまでの暫定措置として、国内の航空各社に対し、操縦室に常に乗務員などを2人以上配置するよう指示した。
操縦士がトイレなどで操縦室を出る場合、客室乗務員などが代わりに入室する。日本航空は来月1日から実施する予定。