野党９党の幹事長が２２日に会談し、野党第１党である民主党の細野幹事長は、今月２８日からの通常国会で野党間で協力していきたい考えを強調した。

　幹事長会談は民主党の呼びかけで行われた。細野氏は「巨大与党に対して、与党の暴走を止めるという意味も含めて、野党間の協力が非常に重要になってくる」として、国会対応での野党連携を呼びかけ、他の各党も連携に応じる考えを示した。また、政策面では議員定数の削減についての連携を最優先したい考えを伝えたという。

　民主党は今年７月に予定される参議院選挙での協力も視野に、他の野党との連携を強めたい方針だが、野党各党の間には戦略や政策面での違いも大きく、一致した国会対応が取れるかは不透明。