日本酒や焼酎など日本産の酒を海外に売り込むための政府の「日本産酒類の輸出促進連絡会議」が１２日、安倍政権発足後初めて開かれた。クールジャパン（＝かっこいい日本）推進策の一環として今後まとめる政府の成長戦略に盛り込みたい考え。

　稲田クールジャパン戦略担当相「私自身も、あまりお酒は強くないんですけど、日本酒って色々な味があって素晴らしいと思っている。日本産のお酒をクールジャパンの一環としてぜひ世界に向けて発信していきたい」

　会議の開催は、今年１月、安倍首相がクールジャパン戦略の推進を指示したことを受けたもので、稲田戦略担当相の他、関係省庁の局長らが出席した。

　日本産の酒の海外展開を進めることで成長戦略としての輸出促進、外国人観光客の取り込みや地域活性化などにもつなげる狙いがある。

　今後は、クールジャパン推進策の一環として政府の成長戦略や６月をメドに取りまとめる経済財政運営の基本方針に盛り込みたい考え。