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民主党、平野前復興相を除籍処分の方針

2013年4月2日 23:48
民主党、平野前復興相を除籍処分の方針

 民主党の平野達男前復興相が2日、離党届を提出した。民主党は離党届を受理せず、除籍処分とする方針を決めた。

 平野氏は、離党を決断した理由について、「政局、政党ということではなく、(東日本大震災の)被災地の代表として復興を進めることを無所属の国会議員として訴えていきたい」などと説明した。

 また、他党との連携については、「支援者の意見を聞きながら、支援要請をしてもいいということであれば、そのことも視野に入れる」と述べ、自民党に支援を呼びかける可能性もあり得るとの考えを示した。

 民主党は、「重要閣僚を務めた平野氏が参議院選挙前のこの時期に離党届を提出した責任は大変重い」として、離党届を受理せず、除籍処分にする方針を決めた。民主党の海江田代表は「大変残念。強い憤りを感じる」と述べている。