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政府、北朝鮮のミサイルに警戒強める

2013年4月10日 18:04
政府、北朝鮮のミサイルに警戒強める

 北朝鮮が10日にも弾道ミサイルを発射する可能性があると指摘される中、日本政府はミサイルが日本国内に落下する場合などに備えて警戒を強めている。

 安倍首相は10日朝、「国民の生命と安全を守るために万全を尽くしていますし、そのように小野寺防衛相に指示しています」と述べ、政府として万全の態勢を取っていると改めて強調した。

 北朝鮮のミサイル発射に備え、自衛隊は9日から東京・市ヶ谷の防衛省などに地上型迎撃ミサイル「PAC3」を配備するなど、警戒を強めている。小野寺防衛相は10日午後、防衛省のPAC3部隊を激励した。部隊長に対し小野寺防衛相は、「事態は緊迫している。いつ迎撃命令が出てもしっかり対応できるようお願いしたい」と指示した。