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夏以降、“経済効果”を実感~安倍首相

2013年4月18日 22:10
夏以降、“経済効果”を実感~安倍首相

 安倍首相は18日午前、日本テレビの「スッキリ!!」に出演し、今年度からの5年間で待機児童ゼロを目指す考えを表明した。

 安倍首相「安倍政権としては、まず20万人分の待機児童の皆さんに対しての保育所を整えていく。5年間で待機児童ゼロを目指していく」

 安倍首相は女性の雇用促進が「成長戦略の中心的な柱だ」として、女性が社会で仕事をしてくれれば「経済全体にとって良い」と述べ、待機児童を解消する目標を2年前倒しして、今年度からの5年間で実現したい考えを表明した。安倍首相はさらに、育児休業の取得可能期間について、現行法では最長で1歳6か月までのところを、3年間まで可能とするよう企業側に求めていく考えを明らかにした。

 また、ミサイル発射の構えを見せる北朝鮮が暴発する可能性については、「彼ら(北朝鮮)は瀬戸際から落ちたらおしまいですから、それ(暴発)はまずないと思っていいですが、しかし万が一のために日本はミサイル防衛システムがありますから、これはきちっと守っていくことが大切です」と指摘した。

 安倍政権の経済政策については「夏を越えていけば、もう少し実感していただけると思う」と述べ、今年夏以降、ボーナス上昇などの効果が出始めるとの見通しを示した。

 さらに、来月5日に国民栄誉賞を授与する読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏と元メジャーリーガーの松井秀喜氏の2人に、記念品として金のバットを贈ることを明らかにした。中身は銀でできているという。

 安倍首相「血と涙と汗なんです。努力。いぶし銀のような努力があって、中が銀ですね、重たい。その周りが、長嶋さんの華麗なプレーのように金と」

 安倍首相は、巨人のユニホームを着て授与式に臨むという。