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山本科技相、汚染水漏れ問題の対応を説明へ

2013年9月16日 8:32
山本科技相、汚染水漏れ問題の対応を説明へ

 IAEA(=国際原子力機関)の年次総会に出席するためオーストリアを訪問中の山本一太科学技術担当相は15日、アメリカのエネルギー省長官と会談し、東京電力・福島第一原発の汚染水漏れ問題で、政府が責任を持って取り組むことなどを説明した。

 山本科学技術担当相はアメリカのエネルギー省・モニーツ長官との会談で、汚染水漏れの問題について、政府が責任を持って取り組んでいくことや、正しい情報を発信してく考えを説明した。これに対しアメリカ側は、透明性が重要だと指摘した上で、支援していく考えを示した。

 山本科学技術担当相は16日からウィーンで始まるIAEAの年次総会で演説を行う予定で、アメリカとの会談と同様に汚染水問題への対応や今後の取り組みを説明して、国際社会に日本政府の姿勢をアピールするとともに、理解を求める方針。

 さらに、総会と並行して、原子力規制委員会の専門家らによる説明会も開かれることになっている。