防衛秘密、約4万2100件を破棄
政府は、防衛省が管理している「防衛秘密」について、2007年から2012年の6年間で、約4万2100件を破棄したとする答弁書を26日の閣議で決定した。
「防衛秘密」は、特に秘匿することが必要な情報を防衛相が指定し、保存期間が過ぎたものは防衛省幹部の判断で破棄できることになっている。
特定秘密保護法案が成立すれば、「防衛秘密」は「特定秘密」に移行するため、防衛秘密文書が公表されないまま破棄されると、秘密指定が妥当だったのかどうか検証すらできないとの指摘が出ている。