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米などと連携し情報収集に努めること~首相

2014年3月26日 9:19
米などと連携し情報収集に努めること~首相

 北朝鮮が弾道ミサイルを日本海に向けて発射したとの情報を受け、安倍首相は26日、「アメリカなど関係諸国と連携し、情報収集や分析に努めるよう」指示をした。

 安倍首相は外遊中とあって、菅官房長官が26日午前7時前に官邸に入り、関係省庁からの報告を受けると共に対応に万全を期すよう指示した。

 菅官房長官「とにかく情報収集・分析を徹底すること、連携してしっかり対応すること。航空機・船舶の安全に万全をつくすよう指示しました。(日米韓首脳会談を受けての発射か?)そこはまだ分析してません」

 政府によると、北朝鮮は26日午前2時半から40分頃にかけ弾道ミサイル2発を発射、いずれも600キロ以上飛び、朝鮮半島の東約500キロの日本海に落下したとみられるという。

 これを受け安倍首相は「アメリカや韓国をはじめとする関係諸国と連携を図りつつ緊張感を持って情報収集・分析に努めること」「航空機や船舶などの安全確認を徹底すること」「国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うこと」との3点について指示を出した。

 これまでのところ被害の報告はないということだが、政府は国民の安全安心を確保するという観点から国民への情報提供を含め対応に万全を期す考え。