特定秘密で国会に新組織案 自民党PT
特定秘密に関する自民党のプロジェクトチームは9日、行政機関が特定秘密に指定した情報を国会で議論する新たな組織についての案をまとめた。
自民党のプロジェクトチームの案では、新たな組織は衆参両院それぞれに設置され、議長、副議長らがメンバーとなっている。国会の常任委員会、特別委員会から要請があれば、政府に特定秘密の提供を求めることができ、秘密指定の妥当性についても議論し、政府に意見できるとしている。
秘密の漏えいを防ぐため会議は非公開の秘密会で行われ、議員が漏えいした場合には懲罰を科すことにしている。
自民党は、この案を基に来週にも公明党との協議を始める方針。