滋賀県知事選 新人の三日月大造氏が当選
任期満了に伴う滋賀県知事選挙は、前の民主党衆議院議員で、嘉田知事の支援を受けた三日月大造さん(43)が、自公推薦の候補を退け、初当選した。
2期8年を務めた嘉田知事に後継者指名された三日月大造さんは、「卒原発」路線の継承などを訴え、元経済産業省の官僚で、自民党や公明党などが推薦する小鑓隆史さんに約1万3000票差で競り勝った。
当選した三日月大造さん「嘉田知事のバトンをしっかり継承して、発展させてほしいという思いに、こたえていかなければならないというきわめて大きな責任がある」
序盤、劣勢とみられていた三日月さんが、安倍政権の集団的自衛権容認の閣議決定などを受け、追いあげた形となった。
投票率は、50.15%と、前回を11.41ポイント下回った。
■得票数
・三日月大造氏 25万3728票
・小鑓隆史氏 24万 652票
・坪田五久男氏 5万3280票