首相、日本企業のメキシコ市場参入を後押し
中南米5か国を歴訪中の安倍首相は、最初の訪問国、メキシコで2日間の日程を終えた。現地から古谷朋大記者が報告。
安倍首相のメキシコ訪問の大きな目的は、首脳間の信頼関係を構築し、日本企業のメキシコ市場参入を後押しすることだった。メキシコは世界有数の天然資源を保有し、今後、安定的な経済成長が見込まれている。現地時間25日に行われたペニャ・ニエト大統領との首脳会談では、石油やシェールガスの採掘、インフラ事業などで協力関係を強化していくことで合意した。
さらに、日・メキシコ協会などが主催したレセプションでは、和牛の味をアピールし、売り込みに一役買った。
日本の首相として10年ぶりにメキシコを訪問した安倍首相。「トップセールス」に奔走した2日間となった。