首相、岩手・宮城を訪問 魚市場など視察
安倍首相は14日、東日本大震災の被災地である岩手県と宮城県を訪問し、魚市場などを視察した。
14日、視察に訪れた「大船渡市魚市場」は、全国でも有数のサンマの水揚げ高を誇っている。安倍首相は、魚の鮮度を保つためシャーベット状の氷につける作業を体験し、「朝早い仕事なので大変ですね」などと従業員をねぎらった。
その後、訪れた宮城県では、漁網を編む女性たちの伝統技術から生まれた手編みセーターなどの製造販売会社を視察した。
安倍首相「復興の担い手として頑張っている皆さんの活力を感じ取ることができました」
今後も「支援に力を入れていきたい」と語った安倍首相だが、今も避難生活を送る人は全国に約24万人もいて、住宅再建の加速化や避難生活者の心と体のケアなど多くの課題が残っている。