安倍首相は６日、来日しているラオスのトンシン首相と会談し、アジアや国際社会の平和と発展に向け協力関係を強めていくことで一致した。

　安倍首相「本日、両国は新たに戦略的パートナーシップを結び、二国間のみならず世界の平和と発展のため一層協力を深めていくことを誓いました」

　会談では、トンシン首相が日本の戦後７０年間の平和国家としての歩みを高く評価したのに対し、安倍首相はラオスがアジアの平和と繁栄に重要な役割を果たしていると応じた。その上で両首脳は、日本とラオスが政策対話を強化していくことを確認した。

　また両首脳は、ラオスのインフラ開発や産業育成などでの協力関係の強化を表明したほか、両国間の貿易と投資の促進に向けて緊密に協力していくことでも一致した。