北朝鮮が年をまたいで弾道ミサイル発射 EEZ外に落下“被害なし”
浜田防衛大臣は、1日午前4時過ぎに会見し、北朝鮮が1日午前2時50分ごろ、1発の弾道ミサイルを東方向に発射したと発表しました。日本のEEZ(=排他的経済水域)の外に落下したとみられ、被害の情報は入っていないということです。
浜田防衛相によりますと、北朝鮮は午前2時50分ごろ、北朝鮮の西岸付近から1発の弾道ミサイルを東方向に発射したということです。
浜田防衛大臣は、弾道ミサイルの最高高度はおよそ100キロで、350キロ程度飛び、朝鮮半島東側の日本海に落下したと推定されると発表しました。また、日本のEEZ(=排他的経済水域)の外に落下したとみられ、現時点で被害の情報は入っていないということです。
浜田防衛相は、「北朝鮮は昨年からたて続けにミサイル発射を繰り返し、朝鮮半島、地域の緊張を著しく高めている。北朝鮮の一連の行動は我が国、地域、国際社会の平和と安全を脅かすもので、断じて容認するものではない」と述べました。
そのうえで、北朝鮮に対し「北京の大使館ルートで厳重に抗議し、強く非難した」と明らかにしました。
北朝鮮は前日の12月31日の朝にも3発の弾道ミサイルを発射していて、今回は新年早々の発射であり、年をまたいで2日連続の発射となりました。