北朝鮮が“弾道ミサイル”複数回発射 EEZ外に落下か、被害情報なし
北朝鮮は31日朝、弾道ミサイルのようなものを複数回、発射しました。ミサイルは、いずれも日本のEEZ(=排他的経済水域)の外側に落下したとみられます。
複数の政府関係者によりますと、北朝鮮は31日朝、弾道ミサイルのようなものを複数回、発射しました。ミサイルはいずれも日本のEEZの外側に落下したとみられていて、今のところ被害情報は入っていないということです。
海上保安庁は航行する船舶に対し、落下物が発見された場合は近づくことなく、関連情報を通報するよう呼びかけています。
一方、韓国軍は31日午前8時すぎ、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと発表しました。北朝鮮による弾道ミサイルの発射は今年だけで30回を超え、異例の頻度です。
前回の発射は今月23日で、韓国軍によりますと、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射。今月18日には偵察衛星開発のための実験と主張し、中距離弾道ミサイル2発を発射していました。