消費増税見送りなら総辞職すべき~岡田氏
国会では党首討論が行われ、民進党の岡田代表は来年4月の消費税率引き上げを見送った場合、内閣総辞職すべきと迫った。
民進党・岡田代表「必ず消費税上げられる状況に持っていきますというふうに国民に約束した。その約束を果たされていないのなら、私は内閣総辞職だと」
安倍首相「私はリーマンショック級の出来事、あるいは大震災、そうした大きな影響の及ぼす事態が起こらない限り、消費税を上げていくという従来の方針に変わりがない」
また、岡田代表は「消費税率引き上げを先送りせざるを得ないと思っている」と初めて明言した。これで野党側は消費増税反対で足並みがそろったことになる。
岡田代表周辺によると、岡田代表は安倍首相が引き上げを見送ると見ており、このタイミングで先に「見送るべき」と迫ることで、国会論戦の主導権を握る狙いがあったという。
さらに岡田代表は、安倍首相に対し、引き上げを見送った上で、社会保障の充実策は先送りせず赤字国債で賄うこと、2019年4月には10%に引き上げることなどを提案した。
安倍首相は、「提案は提案として伺っておきたい」と述べた。