バングラデシュの首都ダッカで、武装集団がレストランを襲撃し立てこもった事件で、ＡＰ通信などは、治安部隊による突入作戦が終了し、武装集団６人を殺害したと伝えた。地元メディアは、救出された人質の中に日本人が含まれているとしている。

　萩生田官房副長官はバングラデシュの治安部隊が突入した際、外国人２人を含む１２人が救出されたとの情報があることを明らかにした。

　萩生田副長官「ダッカ市の首都警察から在バングラ大使に入った情報によると、先ほどの突撃の結果、１２名が救出され、うち２名が外国人のもようだということです」

　萩生田副長官は、救出されたとされる外国人２人に日本人が含まれているかどうかは確認中だとしている。

　また、政府は国家安全保障会議を開き、現地の対応にあたるため外務省の木原副大臣と、外務省と警察庁による専門チームの派遣を決めた。専門チームは、現地に滞在する日本人へのサポートなどを行うという。

　一方、政府高官は「人質に日本人が含まれている可能性は極めて高い」と述べている。