１４日に告示される東京都知事選挙に向け、候補者が出そろいつつある。前岩手県知事の増田寛也氏と日弁連の元会長の宇都宮健児氏は１１日午後に会見し、正式に立候補を表明する予定。

　東京都知事選挙にすでに立候補を正式に表明している小池元防衛相は１０日夜、自民党東京都連に出していた「推薦依頼」を取り下げた。小池氏は１１日、記者会見し、自らの選挙公約などを発表する予定。

　一方、前岩手県知事の増田寛也氏は１０日夜、記者団に対して立候補を表明した。増田氏は１１日午前中、公明党東京都本部の会合に出席する予定で、自民党と公明党は増田氏を推薦する方針。増田氏は１１日午後に会見し、正式に立候補を表明する。

　また、日弁連（＝日本弁護士連合会）の元会長の宇都宮健児氏も１１日午後に会見し、正式に立候補を表明する。

　一方、俳優の石田純一さんは１１日朝、複数の野党から立候補の要請があったことを明らかにした。民進党は石田氏を含めて野党統一候補としての擁立が可能かどうか検討を急ぐ考え。

　今月１４日に告示され３１日に投開票される東京都知事選には、この他に１０人が立候補を正式に表明している。

・マック赤坂氏（政治団体代表）
・中川暢三氏（元大阪市北区長）
・桜井誠氏（市民団体代表）
・河野充喜氏（洋画家）
・河野憲二氏（会社員）
・今尾貞夫氏（医師）
・山口敏夫氏（元労相）
・立花孝志氏（船橋市議）
・山口節生氏（鑑定士）
・高橋尚吾氏（元派遣社員）