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都知事選 民進党が鳥越俊太郎氏を擁立へ

2016年7月12日 10:28
都知事選 民進党が鳥越俊太郎氏を擁立へ

 混迷する東京都知事選挙の候補者選びで、民進党は一転してジャーナリストの鳥越俊太郎氏を擁立する方針を固めた。

 鳥越氏は12日午後、記者会見し、立候補を表明する予定。鳥越氏は11日になって急きょ、民進党の岡田代表と会談し、出馬が決まった。民進党執行部は、共産党など野党4党が一致して支援できると判断している。

 民進党の東京都連は11日午後、元経済産業省官僚の古賀茂明氏に立候補の要請を行った。しかし、鳥越氏が出馬に意欲を示していることが民進党サイドに伝えられると、同時並行して岡田代表が鳥越氏と会談し一気に擁立に動いた。

 結果的に東京都連も古賀氏も執行部の方針を受け入れ、鳥越氏の擁立が固まった。鳥越氏は12日午後2時に立候補の記者会見を開く予定で、その後、野党4党の幹事長らが会談し、支援を決めることにしている。

 一方、野党票が分散することを懸念し、共産党を中心にすでに立候補を表明している元日弁連会長の宇都宮健児氏に出馬を断念するよう説得しているという。

 東京都知事選挙にはこのほかこれまでに次の11人が正式に立候補を表明している。

・マック赤坂氏(政治団体代表)
・中川暢三氏(元大阪市北区長)
・桜井誠氏(市民団体代表)
・河野憲二氏(会社員)
・今尾貞夫氏(医師)
・山口敏夫氏(元労相)
・立花孝志氏(船橋市議)
・小池百合子氏(元防衛相)
・山口節生氏(鑑定士)
・高橋尚吾氏(元派遣社員)
・増田寛也氏(前岩手県知事)