菅長官が反論「アメリカ車、関税はゼロ」
菅官房長官はBS日テレ『深層NEWS』に出演し、アメリカのトランプ大統領が貿易の問題などで日本を名指しして批判した発言について、「事実誤認だ」と反論した。
菅官房長官「(トランプ氏の発言は)えらい事実誤認ですから、そうしたことについて首脳会談をし、また関係閣僚が説明をしていくと、そこが大事だと思いますね」
トランプ大統領が23日、「日本は、アメリカの車の販売を難しくさせている」と述べたことについて、菅長官は「日本がアメリカ車を輸入する場合の関税はゼロだ。現にヨーロッパの車は日本で売れている」と反論した。
また、現在調整中の初めての日米首脳会談では、安全保障や経済の問題だけでなく、民主主義や人権などについても「当然、話題になる」として、日米の共通の価値観を確認することを明らかにした。
さらに、自民党の二階幹事長が、来年9月に予定されている自民党総裁選挙で安倍首相の再選を支持する考えを示したことについて、菅長官は「私も総理に頑張ってほしい」と述べ、初めて再選支持を明言した。