菅長官「会見必要ない」記者と激しく応酬も
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菅官房長官は23日、加計学園の問題で、「萩生田副長官ご発言概要」と題した文部科学省の内部文書について、萩生田副長官が改めて記者会見などを開いて説明する必要はないとの考えを強調した。
記者団が再三、文書のより具体的な説明を求めたのに対して菅官房長官は、萩生田副長官はすでにコメントで文書の内容を否定していて、あとは文科省に聞いてほしいと繰り返した。
記者「概要に基づいて1個1個説明していただきたいと思うんですが」
菅官房長官「文部科学省において正確性を欠く文書だということを明確に言っているんじゃないですか。萩生田副長官については、文書の内容についても否定しております」
記者「萩生田さんに直接会見することがなぜできないのかという理由。萩生田さんが言ってることも信ぴょう性がない」
菅官房長官「萩生田副長官、知らないところで文書が作られているわけですから。作った文科省に聞かれるべきではないですか」
また菅官房長官は文書が大臣や副大臣には共有されていないことについて、「本当に必要な内容ならば大臣などにあげるべきだ。何のために作った文書なのか」と述べ、文書の信ぴょう性が低いとの認識を示した。また第三者による調査の必要性について菅長官は否定的な考えを示した。