北ミサイル発射受け 日米防衛相が電話会談
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北朝鮮が4日に弾道ミサイルを発射したことを受けて、稲田防衛相はアメリカのマティス国防長官と電話会談した。
5日午後11時半から約20分間行われた会談で、稲田防衛相は「北朝鮮による度重なる挑発行為は断じて容認できず、日米両国間の緊密な連携が必要」との考えを伝えた。これに対し、マティス長官も同じ認識を示したという。
稲田防衛相はまた、「日米同盟の抑止力、対処力を一層強化することを確認した」と述べ、日本とアメリカに加え韓国も含めた3か国で引き続き連携していく考えを示した。
なお、稲田防衛相は北朝鮮が今回発射したミサイルについて、防衛省では液体燃料推進方式の特徴である直線上の炎が確認でき、ミサイルは2段式であった可能性があると分析していることを明らかにした。その上で「最大飛翔(ひしょう)距離は5500キロメートルを超えた可能性が高い」としている。