不倫問題で政務官を辞任し、自民党を離党した中川俊直衆議院議員が来月、政治資金パーティーを計画していることが明らかになった。会見などで釈明がないままでのパーティー開催に、地元の広島・東広島市では批判の声も上がっている。

　中川議員は来月２３日に、都内のホテルで「お詫びと再起の会」と題した政治資金パーティーを開く予定。自らの後援会などに出した案内状によると会費は１人２万円で、「過去を変えることはできませんが、未来と自分は変えられる」などとして支援を求めている。

　ただ、自らの不倫問題発覚以降、公の場に姿を現しておらず、釈明の記者会見も開いていない中で政治資金パーティーを開くことには批判の声が出ている。

　東広島市の有権者「勝手が良すぎるみたいな感じになりますよね」「全国的に恥をさらしたからもう駄目でしょうね。もう応援する気はないですよね」

　一方、菅官房長官は、「政治家それぞれの行動や発言は、自ら責任を負うべきものだ」と述べるにとどめている。