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カジノ含む施設整備へ“制度設計”報告書

2017年7月31日 21:03
カジノ含む施設整備へ“制度設計”報告書

 カジノを含むIR(=統合型リゾート施設)の整備に向けて、政府の有識者会議は31日、入場回数の制限などを含む制度設計の大枠を取りまとめた。

 IR整備推進会議・山内議長「目的が魅力ある日本型IRをつくるということでございまして、ネバダやシンガポールと比べても遜色のない規制の質、全く遜色のないさらにきめ細やかな規制を導入する」

 報告書には、ギャンブル依存症対策として日本人利用者にはマイナンバーカードを使って入場回数を制限することや、クレジットカードの利用を認めないことが盛り込まれている。また整備区域の数については上限を検討すべきとしている他暴力団員の入場禁止をカジノ事業者に義務付けるとしている。

 有識者会議はこの報告書を来月1日に安倍首相に手渡し、この大枠に基づいて秋の臨時国会に必要な法案を提出する予定。