サプライズある?“内閣改造”注目の3人は
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支持率回復に向けてサプライズ人事はあるのか。3日に行われる内閣改造に向けた調整が本格化している。起用が注目されている議員たちを追った。
■小泉進次郎氏 要職への抜てきあるか?
2009年に衆議院議員に初当選した小泉議員は、現在当選3回。今回の人事では先輩議員を飛び越して、要職への抜てきはあるのだろうか。
先週、東京大学で行われたイベントに参加していた小泉議員。中学生や高校生に交じってスマートフォンのアプリを作るためのプログラミングを学んでいた。
小泉議員「みんなね、大人になってからも『さ・し・す・せ・そ』は大事だよ」
小泉議員が口にした「さ・し・す・せ・そ」は、モテるための会話テクニックのこと。「さすが!」「知らなかった!」「すごい!」「センスいい!」「そうなんだ!」という5つの言葉をかけることが、人から愛されるために大事だという。
小泉議員「先輩と話すでしょ、国会で。『さすがですね!』(小泉君これはこうなっているんだよ。知ってる?)『知らなかった!』」「もうね、あの『さ・し・す・せ・そ』があれば生きていける(会場大爆笑)」
まずは先輩を立てるのが大事だと語った小泉議員。本人はどう感じているのか。
小泉議員「(Q:内閣改造が近いですが)もうね…」「メディアの皆さんはこういう質問をしなければいけないプログラム、アルゴリズムがありますから…」
プログラミングイベントにかけて、質問をうまくかわした。
■野田聖子氏 打診あれば応じる構えも
元総務会長の野田聖子議員の処遇も注目されている。野田議員は3年前に総務会長を辞任して以来、閣僚や党役員の職からは遠ざかっている。
野田議員は2年前、安倍首相に対抗して総裁選の出馬を目指すなど、安倍政権とは距離を置いてきた。しかし安倍政権がこれまでいわゆる“お友達”を優遇してきたとの批判をかわすため、今回は安倍首相の「トモダチ」ではない野田議員を“あえて”起用することも検討されている。安倍首相からオファーはないのだろうか。
野田議員「(Q:ぶっちゃけ打診は)ないです。噂だけ」「(Q:もし打診があったら)本当答えようがなくて、答えはない。ただ(自民党に逆風の)こういう時だから、みんなで力を合わせなきゃいけないなって」
仮に打診があった場合には応じる可能性も示唆した。一方で、もし安倍内閣のメンバーになった場合、ポスト安倍を目指す上で障害にならないのか聞くと―
野田議員「(Q:入閣と次の総裁選出馬は矛盾しないか)しないでしょ。むしろフェアじゃない。突然、寝返ったり裏切ったりするわけじゃないから」
■岸田外相 “ポスト安倍”見据えた次の一手は?
“総理大臣”の座を目指す岸田外相の処遇も焦点だ。稲田前防衛相の辞任で、外相・防衛相を兼務しているが、1日、安倍首相と会談した後には―
岸田外相「(Q:総理からは)いろいろと、はい。『引き続きがんばってくれ』と」「(Q:引き続きというのは外相留任ですか?)ちがうちがう(笑)。少なくとも、きょう明日は引き続きこの兼務をがんばります」
4年にわたって続けた外相のポストに留まることになるのか。岸田氏に近いベテラン議員は「ポスト安倍を見据えて自民党の要職について欲しい」と、今回は外相を退いて、自民党内に足場を築く方が将来のためになると語った。
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内閣改造に向けて、水面下では様々な思惑が飛び交っている。