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民進党代表選、最後の日曜日 宮崎で討論会

2017年8月27日 19:47
民進党代表選、最後の日曜日 宮崎で討論会

 民進党代表選挙で最後の日曜日となった27日は、宮崎で討論会などが行われた。安倍政権との対立軸について、前原氏が、外交安保政策では「現実的でないとならない」と述べたのに対して、枝野氏は「違いを訴えることが重要だ」と強調した。

 前原元外相「内政は(安倍政権と)全く違う。他方で、外交安全保障は現実的でないとなりません。そこに不安を持たれるような政党では、内政でいくら良い対立案を示しても、政権与党にはなり得ない」

 枝野元官房長官「(安倍政権と)共通している部分をいくら言っても第二自民党に見えてしまって、第二なら第一がやった方がいいに決まっていますので、それはやはり選択肢たり得ない。違いを明確に訴えることが重要だと思っています」

 また、他の野党勢力との政党の再編について、枝野氏は「また政党の名前が変わるのかなどと思われているうちは、支持率は下がり続けるに決まっている」などと強く否定した。前原氏は「様々な可能性は排除しない」としつつも、「しっかりと交渉力を持ち、我々の理念を実現するには、我々が固まりをより強固にしなければ話にならない」と述べて、まずは民進党の再生に全力をあげる考えを示した。