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枝野氏、連合会長と会談 選挙支援を要請か

2017年10月2日 14:17
枝野氏、連合会長と会談 選挙支援を要請か

 民進党の枝野代表代行は、希望の党に合流しない前衆議院議員を中心に新党を結成する方針を固めた。枝野氏は2日午前、民進党最大の支持組織「連合」の神津会長と会談した。総選挙での支援を求めたものとみられる。

 枝野氏「現状の状況について報告して私の考えている方向性について、お話をさせていただいたと。(Q.この後、どのように行動、判断する?)これからどのようにって言われても頭の中で考えます」

 新党の代表には枝野氏が就任し、赤松元衆議院副議長、辻元幹事長代行らが参加するほか、参議院からも福山元官房副長官など数人が参加する見通し。枝野氏は周辺に、新党名は「立憲民主党になると思う」と話している。有権者に「民主党」と書いてもらうことを想定しているという。

 これによって民進党は、希望の党と枝野氏が作る新党に分裂するが、その一方で希望の党の公認を受けられないベテラン議員の間には枝野氏の新党とも政策理念が合わないなどとして無所属で出馬する動きも出てきている。

 野田前首相は2日午前、「無所属で戦いたい」と明言した。岡田元代表や安住元財務相も無所属で出馬する見通し。

 希望の党代表・小池東京都知事「(Q.枝野氏の新党設立について)まだよく聞いておりません」

 一方、希望の党の小池代表はこう述べるにとどまった。

 こうした中、希望の党の第一次公認について、小池代表の側近議員は、2日の発表を見送り3日になるとの見通しを示している。