安倍首相と山口代表が街頭演説“新党”批判
与党側は希望の党や新党結成をめぐる動きについて批判を強めている。安倍首相は2日午後、都内で公明党の山口代表とそろって街頭演説を行った。
安倍首相「いま残念ながら当選するためにどういう枠組みをつくるか、こんな話ばかりであります」
山口代表「相手の姿がよく見えません。民進党はやや混乱している感じがします。そして新しく生まれた希望の党も同様であります」
一方、共産党の小池書記局長は「立憲民主党」について、「これまでの野党連携を発展させるならば、大いに歓迎したいし、大いに連携したい」と話している。
また、社民党の又市幹事長も「しっかり連携していきたい」と述べ、立憲民主党との選挙協力に前向きな姿勢を示した。
一方、日本維新の会を率いる松井代表は立憲民主党を「何でも反対の人たち」、維新と希望の党を「まともな議論ができる野党を作ろうという勢力」と位置づけた上で「どこを選んでもらうかだ」と対決姿勢を鮮明にした。
また、自由党は希望の党との連携を模索している。
一方、「日本のこころ」は希望の党とは連携しない考えを明らかにしている。