特別国会召集 会期約1か月で与野党合意
第195特別国会が召集された。会期については、来月9日までの1か月程度とすることで与野党が合意した。
政府・与党は当初、8日間の会期を想定していたが、国会審議から逃げているとの批判を避けるべきと判断し、方針を切り替えた。与野党の協議では、与党側から来月9日までの会期を提案していて、野党側もこれを受け入れた。これにより安倍首相の所信表明演説や各党の代表質問、予算委員会などが開かれる見通し。
一方、自民党が野党の質問時間を減らして、議席数に応じた配分に変えるよう検討していることについては、依然として協議が続いている。
また先月の衆議院選挙で初めて当選した議員が初登院し、それぞれ抱負を語った。
自民党・泉田裕彦議員「地方自治でできないこと、声が十分届かないということもありましたので、地方の声をしっかり代弁していきたいというふうに思います」
立民・石川香織議員「もちろん夫のサポートも必要でありますけれども、これから私自身も皆さんに認めていただけるように、精いっぱい頑張りたいという気持ちです」
午後には総理大臣指名選挙が行われ、安倍首相が第98代総理大臣に指名される運び。安倍首相はその後、閣僚全員を再任して第4次安倍内閣を発足させる方針。