“落選議員”当選議員にこれだけは言いたい
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ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層NEWS ここにフォーカス」。先月の衆議院選挙で惜しくも落選した3人の前議員に聞いた、「当選した議員にこれだけは言いたいこと」。
─希望の党・若狭勝前衆議院議員
国会議員があまりにも当選し続けることだけに汲々(きゅうきゅう)としている。当選し続けるために党の公認をもらう必要がある。党の公認をもらうためには、自分の言いたいことを抑えて、あまり(党)幹部の心証を害さないようにする。
そういうような動きが一部あるので、そういうことではなく、国民のために本当に真剣に国会で審議してもらう。当選し続けることだけを目的とすることはやめてほしいと思う。
─自民党・土屋正忠前衆議院議員
新しく当選された方は、若い人が多いわけですから、ぜひ国家の統治に関与するという原点を忘れないでほしい。
地域社会に戻って、ただ単に挨拶回りしているんじゃなくて、現場でよく見て、その感覚で国会に来て役人を相手にきちっとした政策提言をしてほしい。それをやらないと、ただ単に空洞化するだけということになる。
─浅尾慶一郎前衆議院議員
法律をつくるのが国会議員の仕事ですから、制度の中のおかしいところを常に見直しながらやっていくことが必要ではないかと思う。
その上で、お互いに与党だから・野党だからということではなくて、合意できるおかしいところというのは絶対にあるはず。そこを合意を形成して議員立法をつくっていく。そういった国会議員としての原点に返った仕事を、ぜひ、していただければありがたい。