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尖閣・接続水域 中国船は“原子力潜水艦”

2018年1月15日 14:19
尖閣・接続水域 中国船は“原子力潜水艦”

小野寺防衛相は、今月11日に尖閣諸島の接続水域に初めて入った中国の潜水艦が、原子力潜水艦だったことを明らかにした。

小野寺防衛相「船の形状その他から、私どもとして中国の商(シャン)級攻撃型原子力潜水艦と分析をいたしました。緊張を一方的に高める行為であり、わが国として深刻に懸念をしています」

この原子力潜水艦は、射程が長い巡航ミサイルを搭載することができるもの。小野寺防衛相は、「原子力潜水艦は長時間潜行でき深く航行するので発見しにくい」と指摘した。

その上で、「自衛隊は冷静な対応を継続し、毅然(きぜん)とした対処をする」と述べ、警戒監視を続けていく考えを強調した。