民進党と希望の党はそれぞれ、１７日に両院議員総会を開き、統一会派の結成についてはかることを決めた。

民進党の幹部会合では、出席議員から「安全保障関連法について、希望の党は民進党の考えを８割、のんでくれた」などと統一会派に賛成する意見が出た一方、強い反対意見も出た。

民進党所属（無所属の会）・福田昭夫議員「小池さん、前原さんの考えがダメで民進党に残った人がいるんですよ。それがまた前原さんたちと一緒にやれっこないでしょ」

結局、両院議員総会を１７日に開き、統一会派の結成についてはかることが了承された。しかし、反対する杉尾参議院議員ら少なくとも４人が、離党して立憲民主党に入ることを模索している。

一方、希望の党も、１７日の両院議員総会で統一会派の結成をはかることを決めた。ただ、参議院議員を中心に「民進党とは憲法改正や安全保障関連法に対する考え方が異なる」といった反対論があり、玉木代表は反対する結党メンバーとの分党を提案した。

両党とも、１７日の両院議員総会は紛糾が予想される。