総務省の若手官僚、未来社会イメージを討論
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総務省で19日、若手官僚が副大臣や事務次官らに意見をぶつける会議が開かれ、若手から驚きのアイデアが相次いだ。
総務省内の公募で集まった平均年齢28.9歳の若手官僚25人による「未来デザインチーム」は、副大臣らと車座になり、2040年頃の社会のイメージについて自由討論をした。
若手官僚からは「AI(=人工知能)が発展するので、上司もAIになると思う。そうしたらAIを持ち帰り、家で仕事したい」といった意見が出された。
そのほかにも「情報通信技術の発達で人の移動が減るので、鉄道や航空も今ほど整備しなくてもいい」との意見や、「自分に寄り添い、過去の失敗からアドバイスもしてくれる生涯パートナーロボができる」といったアイデアが相次いだ。
坂井総務副大臣は、「くだらない議論から本物が生まれてくるので、大事にしてほしい。人間の幸せとは何かを考え、ロボットを手なずける側に回らなくてはならない」と呼びかけた。
チームは3月末までに未来イメージをまとめ情報通信審議会に報告する予定。