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野党側「労働政策審議会やり直すべき」

2018年2月22日 21:29
野党側「労働政策審議会やり直すべき」

労働時間をめぐる厚生労働省のデータに新たに117件の誤りが見つかったことを受けて野党側は、働き方改革関連法案の内容を了承した労働政策審議会についてやり直すべきだと追及した。

立憲民主党・逢坂議員「全く出発点がダメなんじゃないですか。それでどうして労政審の議論が適切だったと言えるんですか」

加藤厚労相「もちろんデータに対するご指摘、これは謙虚に受け止めなければいけないと思っておりますけれども、法案要綱についてもおおむね妥当という答申をいただいておりますので、それにのっとって、法案をしっかりと作っていきたい、こう思っております」

加藤厚労相は労政審をやり直す必要はないとの認識を示した。また、逢坂議員はデータの誤りは「117件以外にもあるかもしれない」として、さらに精査するよう求めた。

安倍首相はデータの基である調査票の突き合わせ作業を行う方針を示したが、調査票が1万件以上あることから「いつまでにできるかははっきりと言えない」と述べた。