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野党6党“改ざん”真相究明へ連携呼びかけ

2018年3月29日 16:11
野党6党“改ざん”真相究明へ連携呼びかけ

森友学園への国有地売却や決裁文書の改ざん問題をめぐり、立憲民主党など野党6党は29日、真相究明を求める合同集会を開いた。立憲民主党の福山幹事長は、「真相究明に向けて野党はさらに結束しなければいけない」と連携を呼びかけた。

立憲民主党・福山幹事長「真相究明に向けて、野党はさらに一致結束しなければいけないと確信を致しました。政府・与党は、これで森友学園問題を幕引きなどと絶対に言うことは、我々、許しようがありません」

民進党・増子幹事長「理財局だけの問題ではない。財務省の丸がかりの問題であり、その責任は麻生さんに取ってもらわなければならない」

希望の党・今井雅人議員「真相を必ず究明するとともに、安倍政権の退陣を実現する。そのために野党6党、団結して、ガンバロー!ガンバロー!ガンバロー!」

野党6党は、佐川前財務省理財局長の証人喚問で「疑惑はさらに深まった」として、安倍昭恵夫人や迫田元理財局長らの証人喚問や、安倍首相が出席する集中審議の早期開催を求める方針を確認した。

ただ、29日の集会は国会日程が重なったこともあってか、出席議員から「以前より参加人数が少ない」と嘆く声も上がっていた。

政府・与党は来年度予算の成立を受けて森友問題の幕引きをはかる方針だが、野党としては引き続き追及の場を確保したい考え。