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「消費動向指数」プログラミング設計にミス

2018年3月30日 21:12

政府の「統計改革の目玉」の一つ「消費動向指数」のプログラミング設計にミスがあり、総務省統計局は今月9日に公表したデータを修正し、陳謝した。

政府は、従来の統計が消費の実態を十分反映していないとして、一人暮らし世帯のデータなどを加えた「消費動向指数」を新たに作り、今月9日に初めて数値を発表した。

しかし、総務省統計局によるプログラミング設計にミスがあることが分かり、2月分の「世帯消費動向指数」など6つの数値を30日に訂正した。

阿向泰二郎消費統計課長は「新しい消費指標を育てようと取り組んでいるのにキズをつけてしまった形でとても残念だ」と述べ、陳謝した。今後、関係者の処分なども検討される見通し。