秋の褒章に羽生善治さん、真田広之さんら
今年の秋の褒章の受章者が決まった。スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章には、将棋棋士の羽生善治さんや、俳優の真田広之さんらが選ばれた。
羽生善治さん「(国民栄誉賞につづき)1年で2つも大変名誉ある賞をいただきまして、とても驚いていますし、また大変な名誉なことで。今までの活動だけではなくて、これから先の棋士としての歩みに対しての期待も込められているのかな、というふうにも受け取っています」
真田広之さん「この十数年、ここロサンゼルスに拠点を移しまして、その中で、こうして本国よりご評価いただいたということは、これは私にとりまして、まさに予期せぬご褒美といいますか、本当に大変、光栄に思っております」
また、小説家の林真理子さんも紫綬褒章を受章した。
林真理子さん「作家を目指してきた女の子じゃなくて、とにかく世の中に出たいとか、有名になりたいという、そういう軽薄な形で出てきた私が、小説を書くということに出会って人間的に非常に成長させてくれたなと」
今回の褒章は、797人と22の団体が受章した。